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JPモルガンをOCCが調査、損失出した取引やリスク管理で

米通貨監督庁(OCC)は14日、 JPモルガン・チェースの業務に関する調査と、20億ドル(約1600億 円)の損失を出した取引の精査を進めていることを明らかにした。

ブライアン・ハバード報道官は電子メールで、「OCCはJPモル ガンの業務を精査しており、同行の従業員や他の当局者と継続的に連絡 を取り合っている。今回のような想定外の損失をもたらした特定の取引 とそれに絡むリスク管理手続きに関して詳しい状況を調べている」と説 明した。

JPモルガン・チェース銀行を含め米銀の監督当局であるOCC は、他の大手行のリスク管理戦略や慣行についても調べを進めつつあ る。内在するリスクの水準とその管理に関する各行の理解が適切である かを確認するためだ。OCCは、JPモルガンの損失は業績には影響す るものの、同行の安全性や健全性の問題を提示するものではないと分析 している。

一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーバラ・ハーゲンボー 報道官は、トレーディング損失をめぐる組織的な問題を調べていると指 摘。同行の他の部門でこうした損失が繰り返されないようにするためだ という。同報道官は、今回の損失は資本バッファーの重要性を浮き彫り にしていると述べた。

また事情に詳しい複数の関係者によると、米証券取引委員会 (SEC)と、デリバティブ取引を監督する米商品先物取引委員会 (CFTC)も、JPモルガンのトレーディング業務の調査を進めてい る。

原題:JPMorgan’s Trades Probed by U.S. National Bank Agency After Loss(抜粋)

--取材協力:Jesse Hamilton、Craig Torres.

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