コンテンツにスキップする

EU財務相:銀行の資本と流動性規則であらためて合意目指す

欧州連合(EU)の財務相らは15日 の会合で、域内銀行に義務付ける資本と流動資産の比率について、あら ためて合意を目指す。前回の譲歩案は英国が拒否した。

法案の草稿をめぐり今月先に行われた16時間に及ぶ協議は、各国の 規制当局がEUの法律以上に厳しい基準を課す権限をめぐり決裂。EU 議長国を務めるデンマークが策定した譲歩案を、英国とブルガリアが国 家の主権を縮小させるとして拒否した。

オズボーン英財務相はこの日ブリュッセルで記者団に、「現在、ユ ーロ圏経済に相当の不確実性があり、これが欧州全体の景気回復の足か せとなっている」と指摘し、「われわれはユーロ圏が共通通貨を支える 意思を示す決断が必要な時期に来ている。欧州の銀行システムを強化す ることはその重要な部分であり、だからこそわれわれは今日行うつもり だ」と語った。

バーゼル銀行監督委員会の最新の銀行規制「バーゼル3」を導入す るEUの新銀行規則は、来年1月に発効が予定されている。

英国は、EUの行政執行機関、欧州委員会のバルニエ委員(域内市 場・金融サービス担当)が昨年提示した法案に対し、各国が独自にバー ゼル規則の最低基準を上回る資本準備を銀行に求めることをEUが拒否 できるというのは、各国の規制権限を損なうものだと論じていた。

原題:EU Finance Ministers Seek Accord on Bank Capital, Liquidity Plan(抜粋)

--取材協力:Jurjen van de Pol、Rebecca Christie、Jonathan Stearns、Lorenzo Totaro、Angeline Benoit、Odette Berg、David Tweed、Rainer Buergin、Jeff Black、Ott Ummelas、Gonzalo Vina.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE