米社債保証コスト上昇、ギリシャのユーロ離脱を懸念-CDS

14日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが上昇。ギリシャ がユーロ圏を離脱するとの懸念が強まった。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後5時43分(日本時間15日午前6時43分)現在、6.2ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の114.7bp。昨年12月8日以来 の大幅な上昇となった。

ユーロの危機が世界の金融システムに波及しかねないとの懸念から 信用市場は混乱した。欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、ア イルランド中銀のホノハン総裁が12日、ギリシャのユーロ圏からの離脱 について、「必ずしも致命的ではないが、魅力的ではない」と発言した ことも材料視された。ギリシャでは総選挙後の組閣が難航している。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのチーフ債券ストラテジスト、 ガイ・リーバス氏は電話インタビューで、「市場は長期的なファンダメ ンタルズよりもこうしたマクロ的問題の方を若干強く懸念している」と 指摘した。

米銀最大手JPモルガン・チェースの社債保証コストは昨年12月以 来の高水準に上昇。同行は先週、20億ドル(約1600億円)のトレーディ ング損失を出したことを明らかにした。CMAによれば、同行のCDS スプレッドは4営業日連続で上昇し、昨年12月30日以来の高水準とな る144.5bpに達した。

原題:Credit-Default Swaps in U.S. Rise on Talk Greece May Exit Euro(抜粋)

--取材協力:Sridhar Natarajan.

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