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NY原油:続落、5カ月ぶり安値-ギリシャ不安とサウジ発言

ニューヨーク原油先物相場は続落。 ほぼ5カ月ぶりの安値となった。ギリシャがユーロ圏を離脱するとの観 測が高まりつつあることや、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相 が原油価格は一段と下落するとの見方を示したことが背景。

ギリシャでは挙国一致内閣に向けた協議で合意を打ち出せられず、 ユーロ圏当局者は同国のユーロ離脱の可能性について検討し始めてい る。サウジのヌアイミ石油鉱物資源相は13日、原油価格が現在の水準よ りも下落することを同国は望んでいると話した。石油輸出国機構 (OPEC)のデータによれば、サウジの生産量はほぼ30年ぶりの高水 準となっている。

BNPパリバ・プライム・ブローカレッジ(ニューヨーク)のディ レクター、トム・ベンツ氏は「ギリシャは連立政府を樹立することがで きないでいる。現時点では欧州が最大の問題だ」と指摘。「サウジが何 か発言すると、市場は耳を傾ける。サウジはここしばらく、相場を下落 させようと発言を試みている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物6月限は前週末 比1.35ドル(1.40%)安の1バレル=94.78ドルで終了。中心限月とし ては昨年12月19日以来の安値となった。2月24日に付けた終値ベースの 年初来高値109.77ドルからは14%値下がりしている。

原題:Oil Falls Near Five-Month Low on Greece, Saudi Price Comments(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、Patrick Donahue、Ben Sharples.

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