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英国債:10年債利回り、過去最低を更新-ギリシャ混迷で質へ

14日の英国債相場は上昇し、10年債 利回りが過去最低を記録した。ギリシャが連立交渉の行き詰まりからユ ーロ圏を離脱するとの観測が強まり、比較的安全とされる英国債の需要 が高まった。

英10年債は2営業日続伸。ギリシャの救済合意に反対する最大勢力 の急進左派連合(SYRIZA)が連立政権入りの提案を拒否したこと で、政治的混迷は一段と深刻化した。

インベステック銀行(ロンドン)のアナリスト、ブライアン・バリ ー氏は「けさはリスク回避の動きに、逃避先の資産が恩恵を受けた」と 述べ、「ギリシャが実際にユーロから離脱する公算が大きく膨らんでお り、そうなれば危険な前例となる可能性があり、統一通貨の安定性と将 来が疑問視されている。残り少ない逃避先の一つとみなされる英国債が 買われている」と続けた。

ロンドン時間午後4時26分現在、10年債利回りは前週末比9ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.87%。一時は1.86%まで 下げ、ブルームバーグが1989年にデータ集計を開始して以来の最低を付 けた。同国債(表面利率4%、2022年3月償還)価格はこの日、0.895 上げ119。

30 年債利回りは7bp低下し3.19%。3月13日以来の低水準とな る3.173%まで下げる場面もあった。

原題:Gilt Yields Fall to Record on Greece Deadlock; Pound Strengthens(抜粋)

--取材協力:Emma Charlton、Anchalee Worrachate.

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