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ユーロ圏:3月の鉱工業生産、前月比0.3%低下-仏西が低調

ユーロ圏では3月に鉱工業生産が市 場予想に反して減少した。ドイツで増加したものの、スペインやフラン スなどでの落ち込みが響いた。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が14日発表した3月の ユーロ圏17カ国の鉱工業生産指数は、前月比0.3%低下。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト34人の調査中央値では0.4%上昇 が見込まれていた。前年同月比では2.2%低下した。

2月の指数は前月比0.8%上昇(改定前=0.5%上昇)、前年同月比 では1.5%低下(同1.8%低下)にそれぞれ修正された。

ドイツ企業が世界需要への対応で雇用を拡大し、生産を増やしたこ とから、域内全体で景気が落ち込むのを和らげるのに寄与した。スペイ ンやイタリアなどは、リセッション(景気後退)のほか、失業増と財政 削減への対応を迫られている。

ヘラバ(フランクフルト)のエコノミスト、シュテファン・ミュツ ェ氏は「ドイツとフランスが向こう数カ月にわたり鉱工業生産を支える のに寄与するだろう」と述べた上で、「われわれはユーロ圏の下期(7 -12月)の経済成長は極めて緩やかなものにとどまるとみている」と続 けた。

ユーロスタットによると、3月の鉱工業生産指数は国別でドイツが 前月比1.3%上昇したものの、スペインは1.8%低下し、フランス も0.9%低下した。ギリシャは1%、アイランドは2.7%それぞれ下げ た。ポルトガルは2.3%増えた。

原題:Euro-Region Industrial Production Unexpectedly Declined in March(抜粋)

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