中国株(終了):上海総合指数、先月19日来の安値-景気懸念

中国株式相場は下落し、上海総合指 数が先月19日以来の安値となった。米シティグループとJPモルガン・ チェースが中国の成長率見通しを引き下げたことに加え、中国当局が発 表した預金準備率の引き下げは景気てこ入れに不十分との見方が広がっ た。

銅生産の江西銅業(600362 CH)とアルミ生産の中国アルミ(チャ ルコ、601600 CH)を中心に資源株が下げた。景気減速で商品需要が後 退するとの懸念が強まったためだ。酒造会社の貴州茅臺酒(600519 CH)は2.4%安。小売売上高が市場予想を下回る伸びにとどまる中、最 高値を先週更新した同社株の上昇は行き過ぎとの警戒感が広がった。

中国東方航空(600115 CH )は6週間ぶりの大幅安。キャセイ航空 は、旅行需要の低迷を受けて今年のエコノミー運賃が最大10%下落した と発表した。

一方、中国最大の証券会社、中信証券(CITIC証券、600030 CH)は0.8%上昇した。

CLSAアジアパシフィック・マーケッツのチーフ株式ストラテジ スト、クリストファー・ウッド氏は北京でのインタビューで、「株式市 場は預金準備率引き下げ発表には感銘を受けなかったようだ」と述べた 上で、「一段と積極的な金融緩和に踏み出すには、外部環境が一層著し く悪化する必要がある」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前週末比14.26ポイント(0.6%)安の2380.73で終了。 上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は0.8%安の2615.53 で引けた。

原題:China’s Stocks Drop to 3-Week Low on Economic Slowdown Concern(抜粋)

--取材協力:Belinda Cao、Ye Xie.

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