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韓国大統領、ミャンマー訪問-1983年の爆弾テロ事件以後初

韓国の李明博大統領は14日、ミャン マーを訪問する。韓国大統領によるミャンマー訪問は、1983年の全斗煥 大統領訪問時に北朝鮮工作員による爆弾テロで韓国の閣僚が死亡した事 件以来、29年ぶりとなる。

北京での日中韓首脳会談を終えた李大統領は空路でヤンゴンに入 り、同日中にテイン・セイン大統領と会談する。李大統領のミャンマー 訪問は、29年前の事件を踏まえ事前に公表されなかった。北朝鮮が先 月、ロケット発射を強行して以後、朝鮮半島をめぐる緊張が高まってい る。

15年に及び自宅軟禁されていた野党・国民民主連盟(NDL)を率 いるアウン・サン・スー・チー氏は先月の連邦議会補欠選挙で当選し、 長期の軍事政権下にあったミャンマーの政治面での開放が進んでいるこ とがあらためて示された。米国は一部の対ミャンマー経済・金融制裁を 解除しつつあり、日本は先月3000億円の債務免除を決めた。

大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の新興市場調査チーム責任 者、キム・ジョンサン氏は、「米主導の制裁が緩和されるとの楽観的な 見方から韓国産業界のミャンマーへの関心が昨年以降大きくなってい る。中国の3分の1という安い賃金は魅力的な要因だ」と述べた。

韓国政府の統計では、両国間の貿易額は昨年9億6600万ドル (約774億円)。KOTRAによると、韓国企業は2011年6月時点で108 社が計29億3000万ドルをミャンマーに投資し、中国、タイ、香港に次ぐ 規模の投資国・地域となっている。

原題:Lee Visits Myanmar in First Trip by S. Korea Leader in 29 Years(抜粋)

--取材協力:Sangim Han.

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