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伊ウニクレディト会長、欧州で銀行業界率いたい-業務拡大へ

イタリア最大の銀行、ウニクレディ トのジュゼッペ・ビタ新会長(77)は、既に事業を展開している国々で 業務を拡大する意向を示した。欧州で業界を「率いる役割」を同行が担 いたいという。

ビタ会長は就任後の12日に開かれた会議で、「欧州のより力強い銀 行づくりに貢献したい。ドイツやポーランド、トルコなど事業展開して いる全ての国で業務拡大することは可能だ」と発言。

11日に開催されたウニクレディトの株主総会で、ディーター・ラン プル会長の後任にビタ氏は選出された。同行のガバナンス委員会は先 月、ビタ氏を「経歴と要件に関して最善の候補者」として推薦した。

ビタ氏は「地方銀行では長期的に欧州で生き残ることはできない。 イタリアの銀行として国外で成長できる唯一の銀行がウニクレディト だ」と言明した。同氏はこれまで人生の大半をドイツで過ごし、出版社 アクセル・シュプリンガ-などの経営を手掛けてきた。

ウニクレディトはドイツやオーストリア、ポーランドなど22カ国で 業務を展開し、収入の約57%をイタリア国外で得ている。2005-08年に 欧州での買収に610億ドル(約4兆9000億円)を投じ、資産額は9270億 ユーロ(約95兆5600億円)。ユーロ・ストックス600銀行指数の構成銘 柄の中で11番目に大きい銀行となった。

原題:UniCredit’s Vita Wants Bank to Take Leadership Role in Europe(抜粋)

--取材協力:Boris Groendahl.

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