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インド1年債利回りが大幅低下、利下げの余地-クレジット市場

インドの1年債利回りは、アジア で最も大幅に低下している。インフレ率が2009年以来の水準に鈍化して いるほか、原油価格も100ドル割れし、インド準備銀行(RBI、中央 銀行)のスバラオ総裁が政策金利を引き下げる余地ができている。

ブルームバーグのデータによると、インドの1年債利回りは37ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の8.10%。これに対し、イ ンドネシアのルピア建て債の利回りは18bp低下する一方で、米国債利 回りは7bp上昇している。

スバラオ総裁が過去2年間で13回利上げを実施したことで、国民 の75%が1日2ドル未満で暮らすインドで価格上昇圧力を緩和させたほ か、中銀が先月50bp利下げする余地ができた。野村ホールディングス は、中銀が9月までに政策金利をさらに25bp引き下げ7.75%にすると 予想。クレディ・スイス・グループは50bpの利下げを予測している。

レリガレ・キャピタル・マーケッツのストラテジスト、ティルタン タル・パトナイク氏(ムンバイ在勤)は10日のインタビューで、「イン フレはすでに緩和しており、しばらく7%未満にとどまるだろう」と指 摘。「RBIは軸足をインフレから成長に移す見通しであり、今年度さ らに50bp利下げするまで大きく間隔を空けるべきではない」と述べ た。

原題:Subbarao Curbing Inflation Drives Drop in Yields: India Credit(抜粋)

--取材協力:Jeanette Rodrigues.

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