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ギリシャ、再選挙の公算高まる-反緊縮派が連立政権入り拒否

ギリシャ政治の行き詰まった状況は 今週も続く見通しだ。同国のパプリアス大統領は13日に挙国一致内閣の 樹立に向けた主要3党の説得に失敗、ユーロ圏からの離脱につながりか ねない再選挙を回避することができなかった。

救済合意に反対する党で最大勢力の急進左派連合(SYRIZA) が連立政権入りの提案を同日拒否したことで、政治の停滞は一段と深刻 化した。同党のツィプラス党首は、大統領が14日午後7時半(日本時 間15日午前1時半)にあらためて招集を呼びかけた会議には出席しない 意向だと、国営NETテレビが情報源を明示せずに伝えた。

同党首は大統領と新民主主義党(ND)、全ギリシャ社会主義運動 (PASOK)の各党首との会談後にNETテレビが報じた声明で、 「SYRIZAはギリシャ国民を裏切らない」と言明。「われわれはギ リシャ社会の破壊に同意することを求められている」と述べた。

連立政権樹立に向けた1週間にわたる話し合いが不調に終わったこ とで、大統領は13日に主要3党の説得を試みた。大統領の仲介が失敗す れば再選挙が実施される。14日の会議には主要3党のうちの2党首と、 民主左派が出席する見通しだとNETテレビは報じた。

6日の総選挙以降のギリシャ政治の行き詰まりを受けて、来月の早 い時期にも再選挙を実施せざるを得ない公算が高まっている。世論調査 ではSYRIZAが第1党に浮上する可能性が示されている。政治の行 き詰まりは、ギリシャが2010年5月以来の協議でまとまった2回の金融 支援の条件として求められている歳出削減の約束を破り、最終的にユー ロ圏を離脱しかねないとの懸念に再び火を付けた。

原題:Greek Elections Loom as Key Bailout Opponent Defies Unity Calls(抜粋)

--取材協力:Paul Tugwell、Ott Ummelas、Kim McLaughlin.

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