コンテンツにスキップする

中国人民元、4週間ぶり大幅安-中銀が中心レート引き下げ

中国人民元は14日、米ドルに対して 4週間ぶりの大幅安となった。景気減速懸念を念頭に市中銀行の預金準 備率引き下げを先週末発表した中国人民銀行(中央銀行)は、人民元の 中心レートを元安方向に設定した。

人民銀はこの日、中心レートを0.14%元安方向の1ドル=6.3040元 と、4月20日以来の低い水準に設定。12日発表された50ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01)の預金準備率引き下げは18日実施される。

DBS銀行(香港)の国債・市場担当上級バイスプレジデント、ト ミー・オン氏は「中国経済が既に想定を上回るペースで減速する中、今 回の準備率引き下げはタイミングがやや遅かった」と指摘。「中国が成 長率目標の7.5%を達成できるという明確なトレンドを投資家が確認す るまで、元は軟調な地合いが続くだろう」との見方を示した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海 市場で0.17%安の6.3215元で終了。下落率は先月16日以来の大きさとな った。香港のオフショア市場では、人民元は0.12%安の6.3208元と、3 月30日以来の安値を付けた。

ブルームバーグが集計したデータによれば、人民元の1年物ノンデ リバラブル・フォワード(NDF)は0.27%安の6.3770元。これは上海 のスポット取引を0.9%下回る水準で、ディスカウント率は1月2日以 来の大きさ。

原題:Yuan Declines Most in Four Weeks After PBOC Weakens Fixing Rate(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE