【ECB要人発言録】金利近く変更の意思ない-ノボトニー氏

5月7日から13日までの欧州中央 銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名 をクリックしてください)。

<5月12日> デメトリアデス・キプロス中銀総裁(ニコシアでの就任演説で):各国 財政を健全な状態に戻すには財政緊縮策だけでは十分でないことが今 や、キプロスとユーロ圏双方において理解されつつある。成長が何より も必要だ。

<5月11日> バイトマン・独連銀総裁(独紙ビルトとのインタビューで):ECBの 原則を堅持すればインフレが制御不能になる危険はない。

<5月10日> プラート理事(ウィーンで講演):物価安定に対する上方向のリスクを 抑えるため、政策委員会は今までと同様に警戒を怠らない。物価安定に 対する上方向リスクとなるような変化が見られた場合、政策委はECB の主たる責務を果たし続けるために中銀が利用できるすべての手段を活 用する。

<5月9日> ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ウィーンでのイベントで):政策 金利は過去最低であり、近い将来にこれを変更する意思はない。ECB の国債購入プログラムには制限があり、長期リファイナンシングオペ (公開市場操作、LTRO)が主要な非伝統的手段だ。

アスムセン理事は(独紙ハンデルスブラットとのインタビューで)われ われはできることと必要なことは手掛けたが、金融政策に実際に過剰な 負担が掛かる措置を実施し続けることはできない。緊急の危機対策とし て当面実施することは可能だが、こうした措置は恒久的な戦略ではな く、一時的なものと見なされるべきだ。

<5月8日> アスムセン理事(ドイツ紙ハンデルスブラットとのインタビューで): ギリシャがユーロ圏のメンバーに残りたいのなら、合意した財政再建プ ログラムの代替策は存在しないことを自覚する必要がある。

フランスのオランド次期大統領がサルコジ大統領の公約を踏襲すること を求める。いかなる成長促進策も財政協定を弱める結果につながらない ことを期待する。

バイトマン独連銀総裁(英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に寄 稿):中銀の能力は無限ではなく、取り得るリスクには明らかに限りが ある。金融政策は万能薬ではない。ルールに従うことは過度の法律尊重 主義ではなく、欧州市民が通貨同盟を受け入れる上での鍵となる。

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