米FRB、JPモルガンの取引めぐり情報収集進める-関係者

米連邦準備制度理事会(FRB) 当局者は、米銀JPモルガン・チェースに20億ドル(約1600億円) の損失をもたらしたトレーディング・ポジションについて情報収集を 進めている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

FRB当局者は、各銀行の個々の取引を承認あるいは拒否するこ とが自分たちの役割とはみておらず、各行が損失に耐えるに十分な資 本を備えるようにさせることが自らの任務だと考えている。この問題 について話す権限はないことを理由に同関係者が匿名を条件に語った。

JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO) は10日、「甚だしい」トレーディング損失を発表した。2カ月前に同 行はFRBのストレステスト(健全性審査)に合格している。

ワシントンにあるケイトー研究所で金融規制研究ディレクターを 務めるマーク・カラブリア氏は、「損失を実際に吸収できる資本が存在 しなければならない」と述べた。

別の関係者によると、米証券取引委員会(SEC)も今回の取引 に関連するJPモルガンの情報開示について暫定調査に着手した。

ニューヨーク連銀のクリシュナ・グハ報道官とJPモルガンの広 報担当、ジョー・エバンジェリスティ氏はコメントを控えた。

原題: Fed Is Said to Seek More Information on JPMorgan Trade (2) (抜粋)

--取材協力:Silla Brush、Jeff Kearns.

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