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NY原油:終値で年初来安値-中国工業生産鈍化や欧州懸念で

ニューヨーク原油先物相場は反落。 終値ベースで年初来安値を更新した。中国の4月の工業生産が予想外に 鈍化したほか、欧州の債務危機が悪化したため、燃料需要が減少すると の懸念が強まった。

中国の工業生産は2009年以来の低い伸びとなった。スペイン政府が 国内の銀行に不動産関連の融資焦げ付きに備えて引当金積み増しを義務 付けると発表したことや、米銀JPモルガン・チェースによる20億ドル (約1600億円)のトレーディング損失も売りを誘った。在庫が21年ぶり の高水準となるなか、週間では2週連続で下落した。

ショーク・グループ(ペンシルベニア州ビラノバ)のスティーブ ン・ショーク社長は「複数の要因が組み合わさって原油相場は下げた」 と指摘。「原油在庫が潤沢で供給側には問題がない。最近の経済指標は 欧州の問題とともに需要減を示唆している」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物6月限は前日 比95セント(0.98%)安の1バレル=96.13ドルと、終値ベースでは昨 年12月19日以来の安値となった。週間では2.4%安、年初からは2.7%下 げている。

原題:Oil Falls to 2012 Low on Chinese Industrial Output, Europe Debt(抜粋)

--取材協力:Grant Smith.

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