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NY金:反落、4カ月ぶり安値-欧州懸念でドルが上昇

ニューヨーク金先物相場は反落。4 カ月ぶりの安値となった。欧州の債務危機が深刻化しているとの懸念を 背景にドルが上昇したことで、代替投資先としての金の需要が減退し た。週間ベースでは3月以来の大幅安。

ギリシャでは6日の総選挙を受けた政局混迷で早ければ来月にも再 選挙が実施される可能性が高まっており、緊縮財政の実現が危ぶまれて いる。ドルが対ユーロで3カ月ぶりの高値となるなか、金は月初からの 下落率が4.8%となった。この日は銀やプラチナなど、他の商品相場も 軒並み下落した。

VTBキャピタル(ロンドン)のアナリスト、アンドレイ・クリュ チェンコフ氏は11日のリポートで、「金を選好する動きがまったくみら れない。現時点ではドルが好まれている」と指摘。「金はリスク資産と 同様の値動きを続けているため、安全を求めた金買いはほとんど見られ ない」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6 月限は前日比0.7%安の1オンス=1584ドルで終了。一時は1572ドル と、中心限月としては1月3日以来の安値を付けた。週間では3.7%値 下がりし、3月2日終了週以来の大幅下落。

原題:Gold Declines to Four-Month Low as Europe Concern Boosts Dollar(抜粋)

--取材協力:Phoebe Sedgman.

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