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レーン欧州委:スペインの赤字削減能力に「全幅の信頼」

欧州連合(EU)の行政執行機関、 欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)は、欧州委はスペインが歳 出削減の目標を達成できると「全幅の信頼」を置いており、進行状況に ついて今月末までは判断を下さないと語った。

レーン委員は11日、ブリュッセルで記者団に対し、「欧州委員会は スペイン政府の財政目標を達成する決意に全幅の信頼を置いている」と 述べた。欧州委は同日、スペインの2012年財政赤字は国内総生産 (GDP)の6.4%になるとの見通しを示した。

レーン委員によれば、地方政府の予算案提出は今月中旬以降となる ため、今回の見通しには反映されていない。社会保障予算が赤字となる 一方、中央政府の収支は「おおむね」目標と一致していると述べた。

さらに、地方歳出を抑える新法の「厳格かつ即時の適用」をスペイ ンに呼び掛け、「信認を高め成長を回復する鍵は、差し迫った財政およ び金融の課題に強い決意で取り組むことだ」と指摘。「貯蓄銀行セクタ ーの資本を強化し活性化するためには、断固たる行動が求められる」と 強調した。

スペインの赤字削減達成時期の先送りを欧州委が提案するかどうか については、発言を控えた。その上で、5月30日に同国の財政改革への 判断を下した時点で初めて、委員会は「一段の財政措置が必要かどう か、どの程度が必要か、表明することができる」と述べた。

原題:Rehn Sees Spain Meeting Goals, Puts Back Fiscal Ruling to May 30(抜粋)

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