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King Seen Signalling QE an Option as Euro Tensions Flare

イングランド銀行(英中央銀行)の キング総裁は、追加景気刺激策の可能性を排除しない公算だ。欧州債務 危機の再燃と英政府の歳出削減が、英国の景気回復を妨げる恐れがある ためだ。ドイツ銀行とBNPパリバのエコノミストが指摘した。

両エコノミストは、キング総裁が来週16日に公表するインフレ報告 で成長率予想を引き下げ、必要な場合に量的緩和(QE)を再開できる 余地を残すとみている。英中銀が10日に量的緩和をいったん停止する決 定をしたことで、ポンドは上昇し英国債は下落した。

金融政策委員会(MPC)は10日、資産購入の延長を見送った。一 部の当局者の間でインフレ懸念が高まっていることが背景にある。QE 再開がもはや議論の対象でないと16日に示唆すれば、ポンドが一段と上 昇し、英経済に対するさらなる重しとなる可能性がある。欧州債務危機 をめぐる緊張が高まる中で、中銀はQE再開の余地を残す公算もある。

ドイツ銀行のエコノミスト、ジョージ・バックリー氏(ロンドン在 勤)は、英中銀は「成長見通しを下方修正せざるをえない」と指摘。 「高インフレと弱い成長の間でジレンマに陥っているが、QE再開の可 能性を排除することは絶対にできないだろう」と述べた。

BNPのエコノミスト、デービッド・ティンズリー氏はインフレ報 告について、「相当ハト派的な認識」を示すだろうと予想。当局はこの 報告を利用してQEの可能性を排除はしないことを示すだろうとの見方 を示した。

原題:King Seen Signalling More QE Is Possible as Euro Tensions Flare(抜粋)

--取材協力:Scott Hamilton、Lucy Meakin.

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