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日銀:緊急時に邦銀に流動性供給-保有外貨資産で

日本銀行は11日午後、緊急時に保有 外貨資産を活用し、金融機関に対して外貨流動性の供給を実施する方針 を明らかにした。

日銀が公表した「保有外貨資産の管理基本要領」によると、外貨資 産の保有目的として、①国際金融協力②わが国金融機関に対する緊急時の 外貨資金供給③成長基盤を強化するための資金供給-を明記。

緊急時の供給について「現在、わが国金融機関の外貨資金繰りに問 題は生じていない」としながらも、「万一、外貨資金決済に支障が生 じ、自助努力では対応できないケースにおいて、日銀がわが国金融シス テムの安定確保のため、緊急やむを得ないと判断する場合に、金融機関 に対し外貨流動性の供給を実施することに備える」としている。

外貨資産の管理に当たっては「高度の安全性と流動性の確保を従来 以上に重視することが適当と考えられる」と指摘。具体的には「海外中 央銀行等への預け金、および高い流動性と信用力を持つ国債を主体とし た外貨資産を保有することとし、当面は米欧主要国国債を中心とする」 としている。日銀はまた、外貨資産の運用の一部を外部の業者に委託し ていたが、安全性と流動性の確保を念頭に取りやめる。

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