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ブラジル・レアル:対ドルで09年以来の安値から反発

10日の外国為替市場で、ブラジル通 貨レアルは上昇。ピメンテル開発・工業・貿易相がレアルは「適切な水 準」にあるとの認識を示したほか、ギリシャの政局混迷が緩和されたこ とからブラジル資産に対する見通しが上向いた。

フェア・コレトラ・デ・カンビオ(サンパウロ)の通貨トレーダ ー、ヒデアキ・イハ氏は電話取材で、「市場はレアルがファンダメンタ ルズ(経済の基礎的諸条件)ではなく、政府の方針によって現在の水準 で推移していると認識している」と述べた。

レアルは前日比0.8%高の1ドル=1.9535レアルと、3日ぶりに上 昇。一時は1.3%値上がりし、1月26日以来の大幅高となった。9日 は1.9717レアルと、2009年7月以来の安値を付ける場面があった。

レアルは年初来でドルに対し4.4%下落と、主要16通貨の中で最も 大きく下げている。ブラジル中央銀行が利下げを進め、輸出企業支援の ためにドル買い・レアル売り介入を実施したことが背景。これに加え、 ギリシャの政局と財政の混乱から新興市場の高利回り資産に対する需要 が後退した。

原題:Brazil Real Rises From Lowest Since 2009 as ‘Good Level’ Cited(抜粋)

--取材協力:Adriana Chiarini.

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