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トヨタ:新型カローラ発売、日本の市場環境に合わせコンパクトに

自動車メーカー国内最大のトヨタ 自動車は新型カローラを11日から国内で発売したと発表した。新型カ ローラはセダン「アクシオ」とワゴン「フィールダー」をフルモデル チェンジ。11代目となるモデルは、現在の日本の市場環境に合ったコ ンパクト車として生まれ変わり、月間販売目標は合計7000台。

発表資料によると、エンジンは1500ccをベースに、アクシオは一 回り小さい1300ccも設定した。アクシオとフィールダーは、価格がそ れぞれ135万7000円、151万7000円から、月間販売目標はそれぞれ 3000台、4000台。

今回のモデルチェンジでは「大人4人が安心・安全・快適に長距 離を移動できる最小の車」というカローラの原点に立ち返り、高齢化 やダウンサイジングなど現在の日本の自動車市場環境に合うコンパク ト車に仕上げたという。

新型カローラは100%子会社のセントラル自動車で昨年稼働した 宮城工場(宮城県大衡村)で生産する。トヨタは東北地方を中部、九 州地方に次ぐ国内第3の生産拠点と位置づけ、昨年の東日本大震災後 もこの方針を変えていない。

宮城工場では新型カローラのラインオフ式を実施。トヨタの吉田 守孝常務は会見で、宮城工場ではニュージーランド向けのカローラも つくることを明らかにした。セントラル自の葛原徹社長は宮城工場に ついて、年産12.8万台の計画に変更ないと述べ、カローラの生産比率 が約8割になるという。

トヨタのウェブサイトなどによると、カローラは1966年の発売で、 車名は「花の冠」という意味を持つ。世界販売の累計は約3900万台に 達し、世界で最も売れた車だという。初代は排気量1100ccだったが、 時代の流れにつれて大型化し、現行モデルでは1800ccまで大きくなっ ていた。

日本自動車販売連合会のウェブサイトによると、昨年度のカロー ラの新車販売台数は前年度比24%減の7.4万台。大幅減だったが、そ れでもトヨタ車では「プリウス」、「ヴィッツ」に次ぐ3番目の人気車 種で、国内の登録車販売ランキングでも6位につけた。自販連の統計 では、1975年と90年に年間販売で30万台に達した。

日本自動車工業会が今春に公表した11年度の乗用車市場動向調 査では、市場全体としてダウンサイジングが続いていると指摘した。

--取材協力:萩原ゆき、向井安奈

Editor:Hideki Asai、Kiyo Sakihama

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