スペイン、銀行の信頼回復に向け新たな試み-きょう計画発表

スペインは、国内銀行システムの健 全性について投資家への説得を再び試みる。ここ数年で3回行った取り 組みはいずれも失敗している。

IESEビジネススクールのハビエル・ディアスヒメネス教授(経 済学)は「これまでの取り組みはいずれも大々的に発表されたが、最終 的には信頼されなかった」とし、「今回はうまくやらなければならな い」と述べた。

スペインは9日、国内4位の銀行を公的管理下に置いた。公的資金 を銀行に注入する可能性に言及しているラホイ首相は、銀行の不良債権 処理を後押しする新たな措置を11日に発表する。銀行システムを強化し 投資家の懸念を払しょくできなければ、欧州の債務危機は悪化する恐れ がある。

ラホイ首相は7日のラジオインタビューで、国内銀行への信頼を高 めるための計画を11日に提案すると述べた。デギンドス経済相は3日、 評価額を時価に引き下げた不動産を別会社に移管することを銀行に認め る規則を準備中だと説明している。

事情に詳しい関係者が9日語ったところによると、政府は健全な不 動産融資の引き当て拡大も金融機関に義務付け、引当率を現在の7%か ら30%前後に引き上げる方針だ。これに伴う追加の引き当ては約300億 ユーロ(約3兆1000億円)になる見通しという。

原題:Spain Stakes Credibility on Fourth Bank Cleanup in Three Years(抜粋)

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