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サウジ:太陽光発電産業の創出計画、資金調達目指す

サウジアラビアは2032年までに国内 電力の3分の1を太陽光発電にするために1090億ドル(約8兆7000億 円)規模の産業創出計画を進める方針で、資金調達を目指している。同 計画を担当する複数の当局者が明らかにした。

原子力と再生可能エネルギー開発を所管する機関、アブドラ国王原 子力・再生可能エネルギー都市(KACARE)のコンサルタント、マ ヘル・アル・オダン氏は20年以内に4100万キロワットの発電を目指すと 述べた。KACAREのバイスプレジデント、ハリド・アル・スリマン 氏は8日リヤドで、原子力、風力、地熱で2100万キロワットを発電する 方針を示した。サウジは世界最大の原油輸出国。

アル・オダン氏は10日のインタビューで、「太陽光発電だけを目指 さない。今後の国内エネルギー源として持続的に太陽光発電を運営して いきたい」と語った。

サウジは海水の脱塩化や発電のために使う石油消費を減らすために 再生可能エネルギーの利用を増やす方針。今後20年間にわたり日量52 万3000バレルを節約できる可能性があるという。

米ファースト・ソーラー、サンパワーなど太陽光パネルメーカーに とって、欧州諸国が補助金削減を進めている中でサウジが新たな大規模 市場となりそうだ。3月9日のブルームバーグのアナリスト調査による と、今年の太陽光パネルの販売は過去約10年間で初めて減少しそうだ。 昨年の設置は2770万キロワットだった。

原題:Saudi Arabia Planning $109 Billion Boost for Solar Power (1)(抜粋)

淡路毅 +81-3-3201-2107 tawaji@bloomberg.net

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