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ブラジル株:ボベスパは3日続落-低調な企業決算を嫌気

10日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が3日続落。発表された国内企業の決算が低調だったこ とに加え、インフレがアナリストの予想以上に加速したことが響いた。

中南米最大の石油化学会社ブラスケムは4.6%下落し、2010年6月 以来の安値。コスト増のほかレアル安によってドル建て債務負担が膨ら み、1-3月(第1四半期)決算は50%の減益になったと発表したこと が嫌気された。売上高でブラジル最大の電話会社テレフォニカ・ブラジ ルは1.1%値下がりし、2週間ぶり安値。1-3月(第1四半期)純利 益がアナリストの予想に届かなかったことが響いた。

ボベスパ指数は前日比0.1%安の59702.05で終了。指数構成銘柄の うち下落が32銘柄、下落は34銘柄。通貨レアルは0.8%高の1ドル =1.9548レアル。

メルカト・ジェスタン・ジ・レクルソスのポートフォリオマネジャ ー、ジョセ・ルイス・ガルシア氏は電話取材で、「予想を下回る企業決 算など、多くの悪材料がボベスパ指数に響いている」と指摘。「投資家 は11日に発表されるブラジル石油公社(ペトロブラス)の決算も芳しく ない内容と見込んでいる」と述べた。

ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)が公表した消費者物価と卸 売物価、建設関連価格の指標であるIGP-M指数(1次速報値)は5 月に前月比0.89%上昇と、ブルームバーグが調査したアナリストの予想 中央値(0.7%上昇)を上回った。

原題:Bovespa Falls for a Third Day as Brazil Corporate Earnings Drop(抜粋)

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