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5月10日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次 の通り。

◎NY外為:ユーロ反発、ギリシャ融資実施でデフォルト懸念後退

ニューヨーク外国為替市場では、ユーロがドルに対して3カ月ぶり 安値から反発。欧州金融安定ファシリティー(EFSF)がギリシャ向 け融資の一部支払い完了を確認したほか、新政権樹立へ向けて進展があ ったとの当局者の発言を受け、同国のユーロ離脱懸念が和らいだ。

ユーロは前日まで8営業日続落し過去最長の連続安に並んでいた が、この日は上昇に転じた。欧州委員会関係者がギリシャの資金「ニー ズが満たされた」と発言したことが背景。全ギリシャ社会主義運動 (PASOK)のベニゼロス党首は連立政権樹立を目指す同国の試みで 初めて「良い兆し」が見られたとの認識を示した。一方、米新規失業申 請件数の減少を受けリスク意欲が盛り返し、高利回り通貨は買いを集め た。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの為替ストラテジスト、マーク・ マコーミック氏(ニューヨーク在勤)は「ギリシャは金融支援の一部支 払いを受け、来週返済期限を迎える債務がデフォルトになる懸念が和ら いだ」と解説。「ただユーロの下げ圧力は続く。ギリシャの不透明感は 依然として晴れず、どのような新政権が発足するか見えないままだ」と 述べた。

ニューヨーク時間午後4時11分現在、ユーロはドルに対して前日 比0.1%高の1ユーロ=1.2946ドル。前日は一時、1月23日以来の安値 となる1.2912ドルを付けていた。この日のユーロは円に対して0.6%高 の1ユーロ=103円55銭。前日は一時102円76銭と、2月16日以来の安値 を付ける場面も見られた。円はこの日、対ドルで0.4%下げて1ドル =79円99銭。

下げ過ぎから反転を示唆

ユーロの相対力指数(RSI、期間10日)は前日、24.3に低下。こ の日は30.7と、ユーロが最近の下げから反転する可能性が示された。指 数が30を下回ると、通貨が売られ過ぎており、調整を迎える可能性を示 唆する。

ウエストパックのシニア為替ストラテジスト、リチャード・フラヌ ロビッチ氏(ニューヨーク在勤)は「市場は先走り過ぎていた」と指 摘。「週末はギリシャを震源に大揺れし、ユーロに対しては極めて積極 的にショートが建てられた。ただニュースの消化が進むにつれ、そうし た動きは見直されるものだ」と述べた。

ブラジル・レアルは主要通貨の中で上げが著しく、ドルに対して 1%高の1.9501レアル。ニュージーランド(NZ)ドルは0.2%高の1 NZドル=78.58米セント。

米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み) は、前週から1000件減少して36万7000件。ブルームバーグ・ニュースが まとめたエコノミスト予想の中央値は36万8000件だった。

ギリシャ混迷

EFSFは9日、ギリシャ向け支援で予定されていた52億ユーロの 融資のうち42億ユーロを直ちに支払うと発表。欧州委員会のベイリー報 道官は発表後にブリュッセルで記者団に対し、「この支払いでギリシャ は機能し続けることができる」と語った。EFSFは残る10億ユーロは ギリシャ財政の必要性に応じて実行されるとした。

ギリシャではこの日、民主左派のクベリス党首がユーロ圏と欧州連 合(EU)残留に取り組む統一政権を樹立する案を打ち出した。一方、 同提案では統一政権は緊縮措置の段階的な「解消」を交渉するとしてい る。

ベニゼロス党首はクベリス氏との会談後、記者団に対し「われわれ の見解は非常に似ている」と話した。

ギリシャ国債相場は8日続落。ドイツ連邦銀行(中央銀行)前総裁 でスイスの銀行UBSの会長、アクセル・ウェーバー氏がロンドンの会 議で、ギリシャのハードなデフォルトのリスクは「まだ無くなったわけ ではない」と発言したことが響いた。同氏はさらに、スペインの問題は 「イタリアに波及する危険性が非常に高い」と指摘した。

イングランド銀行

英ポンドは対ドルで上昇。イングランド銀行(英中央銀行)が資産 買い取りプログラムの規模を3250億ポンドで据え置き、量的緩和をいっ たん停止したことが手掛かり。英ポンドはドルに対して前日比0.2%高 の1ポンド=1.6160ドル。一時、0.2%安に下げる場面も見られた。ユ ーロに対してはほぼ変わらずの1ユーロ=80.15ペンス。

原題:Euro Rises From Three-Month Low on Easing of Greece Debt Crisis(抜粋)

◎米国株:S&P500種が2カ月ぶり安値から反発-ギリシャの進展で

米株式市場では、S&P500種株価指数が2カ月ぶり安値から反発 した。ギリシャの連立政権樹立に向けた動きが好感されたほか、米新規 失業保険申請件数の減少で雇用市場の停滞懸念が和らいだ。

ウェルズ・ファーゴやUSバンコープなど金融株が高い。メディア 企業のニューズ・コープと栄養ドリンクを手掛けるモンスター・ビバレ ッジは大幅高。両社はともに決算で利益がアナリスト予想を上回った。 一方、シスコシステムズは大幅安。売上高と利益の見通しが市場予想を 下回り、失望売りを誘った。

S&P500種株価指数は前日比0.3%高の1357.99。ダウ工業株30種 平均は19.98ドル(0.2%)上げて12855.04ドル。一方、ナスダック100 指数は、シスコの下げが影響し0.2%安の2616.24となった。

BB&Tウェルス・マネジメント(アラバマ州)で170億ドル相当 の資産運用に携わるウォルター・2027419氏は電話インタビューで、 「ギリシャでは協議が続いており、それを受け多少の安堵(あんど)感 が広がっている」と指摘。「米国でも、失業保険申請件数はマイナスの サプライズとはならなかった。それを材料に株式に買いが入った」と述 べた。

ギリシャの新政権樹立を担うことになった全ギリシャ社会主義運動 (PASOK)のベニゼロス党首は10日、同国をユーロ圏にとどめる政 府を作ることが目標だと表明した。また米労働省が発表した先週の新規 失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から1000件減少して36万7000 件だった。

ギリシャ情勢

ギリシャでは6日の総選挙後、連立政権樹立に向けた協議が行き詰 まり、政局混乱が継続。来月にも再選挙の実施を余儀なくされる可能性 が高まっている。欧州ではギリシャによる救済条件の実行に対する懸念 が再び高まっている。

コモンファンド(コネティカット州)のチーフ投資ストラテジスト マイケル・ストラウス氏は「ギリシャでは、まとめようとする動きが見 られる」とし、「彼らはユーロ圏にとどまろうと努力するだろう。た だ、それができると私には確信が持てない。何かをまとめたとしても、 ギリシャは失敗した化学実験のようなものだ」と述べた。

S&P500種の業種別24指数では、銀行株指数が1.5%高と最大の上 げ。欧州銀行株の上昇が手掛かりとなった。KBW銀行指数は1%上 昇。構成する24銘柄中22銘柄が上げた。ウェルズ・ファーゴは1.7%高 の33.19ドル。USバンコープは1.4%上げて31.91ドル。

バーナンキ議長

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、国内銀行シス テムが以前と比べて強さと耐性を増している一方で、信用の質や流動性 においては今も課題を抱えていると指摘した。

議長は10日、シカゴ連銀主催の銀行に関する年次会議に出席。事前 に配布された講演原稿によると、「銀行は健全性の回復や危機後の規制 および経済環境に適応するために、やるべきことはまだ多い」と述べ た。そして景気拡大の進行に伴い、「資金面を強化した銀行システムが 融資拡大には優位となるだろう」と続けた。

またこの日は、一部の企業決算も相場の上昇に寄与した。ニューズ は4.9%高の20.32ドル。同社の1-3月(第3四半期)決算は、利益が アナリストの予想を上回った。ケーブルテレビや映画部門の伸びが寄与 した。

モンスター・ビバレッジは9%高の71.17ドル。同社の純売上高 は28%増の4億5460万ドルとなった。

シスコは10%安の16.81ドル。ジョン・チェンバース最高経営責任 者(CEO)は2-4月(第3四半期)に大手企業の受注が落ち込んだ とし、法人顧客からの契約獲得に時間がかかっていると説明。シスコが 欧州やインド、政府機関の需要も懸念していると、電話会議で語った。

原題:S&P 500 Rebounds From 2-Month Low Amid Greece Government Talks(抜粋)

◎米国債:30年債は入札後に下げ渋る、欧州懸念に伴う逃避で

10日の米国債市場では30年債相場が下げ渋る展開。同年債入札 (160億ドル)では欧州をめぐる混乱から安全性を求める動きが強ま り、応札倍率が過去10回の平均を上回った。

米財務省が実施した30年債入札の結果によると、投資家の需要を測 る指標の応札倍率は2.73倍。過去10回の平均値(2.67倍)を上回った。 米国債利回りはこれより先、欧州の政治的混乱に関連した過去4日の上 げで割高になったとの見方を背景に3カ月ぶり低水準から上げていた。

大和証券キャピタル・マーケッツ・アメリカの債券部門責任者、レ イ・レミー氏(ニューヨーク在勤)は「目を見張るような入札結果だっ た。欧州情勢が投資家の関心を米国債に呼び込んだ」と述べた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによると、ニューヨーク時間 午後4時11分現在、既発30年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)上昇して3.05%。同年債(表面利率3.125%、2042年2 月償還)価格は18/32下げて101 3/8。利回りは一時8bp上げる場面も あった。

10年債利回りは6bp上げて1.88%。一時は10bp上げた。

30年債入札結果

30年債入札の最高落札利回りは3.090%だった。ブルームバーグ・ ニュースがまとめた入札直前の市場予想は3.114%だった。

間接入札の落札全体に占める割合は33.8%。4月入札時は30.7%だ った。過去10回の入札の平均は30%となっている。プライマリーディー ラー(政府証券公認ディーラー)以外の直接入札の比率は15.4%。前回 の入札では13.4%、過去10回の平均は17.5%だった。

三菱UFJ証券USAのシニア米国債トレーダー、トーマス・ロス 氏(ニューヨーク在勤)は「米国債の安全性に対して明らかに需要があ る」と述べ、「欧州の混迷を通じてこれを目の当たりにしてきた」と続 けた。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数による と、30年債のリターンは今年に入り1.8%のマイナス。米国債全体で は0.6%のプラスとなっている。昨年のリターンは30年債が35.5%と、 米国債全体のリターン(9.8%)を3倍強上回った。

ツイストオペ

ニューヨーク連銀はこの日、2013年10月から14年1月に償還を迎え る国債86億ドル相当を売却した。これは4000億ドル規模の短期国債を売 って、同額の長期債を購入するオペレーション・ツイスト(ツイストオ ペ)の一環。

10年物金利スワップレートと同年限の米国債利回りとの格差 は13.25bpと、ここ3日間で初めて縮小した。前日は一時18bpと、 昨年12月以来の最大まで拡大した。

ギリシャで政治的な混乱が続く中、ブルームバーグがまとめた世論 調査によると、回答者のうち57%が少なくとも1カ国が年末までにユー ロを離脱すると予想していることが分かった。

原題:Treasuries Pare Losses as Europe Concern Aids 30-Year Sale Bids(抜粋)

◎NY金:小反発、ギリシャ連立への取り組みで当面の懸念が後退

ニューヨーク金先物相場は4日ぶりに上昇。ギリシャが新政権樹立 に取り組んでいることから、同国に対する懸念が後退、世界経済の成長 や商品需要の見通し改善につながった。

全ギリシャ社会主義運動(PASOK)のベニゼロス党首は、同国 のユーロ圏残留を守り抜く政権樹立が自身の目標だと表明した。ユーロ は3カ月ぶり安値から反発。欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委 員会の当局者はギリシャの資金ニーズは満たされているとの認識を示し た。ドルは主要6通貨のバスケットに対して下落、代替投資先としての 金の需要が高まった。

カントリー・ヘッジング(ミネソタ州セントポール)のアナリス ト、スターリング・スミス氏は電話インタビューで、欧州発のニュース で「とりあえず市場は落ち着くだろう」と指摘。「寝ている間に災難は 起こらなかった。こうした落ち着きが状況をやや明るくしている」と述 べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6 月限は前日比0.1%高の1オンス=1595.50ドルで終了。年初から は1.8%上昇している。

原題:Gold Rises as Greek Government Attempts Ease Default Concerns(抜粋)

◎NY原油:7日ぶりに上昇、米失業保険申請件数の減少を好感

ニューヨーク原油先物相場は7営業日ぶりに上昇。先週の米新規失 業保険申請件数が減少したことを手掛かりに、米国の原油需要に対する 楽観的な見方が強まった。

米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み) は前週から1000件減少して36万7000件。失業保険の継続受給者数は4 月28日までの1週間で323万人に減少した。

BNPパリバ・プライム・ブローカレッジ(ニューヨーク)のディ レクター、トム・ベンツ氏は「失業保険の統計が支えになっており、原 油は同統計の発表後に上昇した」と指摘。「市場は最近の下落局面後の 値固めをしており、やや持ち直している」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物6月限は前日 比27セント(0.28%)高の1バレル=97.08ドルで終了。今月に入って からは7.4%下落。前日までの6営業日続落で8.8%下げていた。

原題:Oil Rises First Time in Seven Days as U.S. Jobless Claims Drop(抜粋)

◎欧州株:反発、予想上回る利益を好感-ドイツテレコム高い

10日の欧州株式相場は上昇。ストックス欧州600指数は一時下げた ものの、ドイツテレコムやレプソルYPFなどの予想を上回る四半期利 益が好感され、反発して取引を終えた。

欧州2位の電話会社ドイツテレコムは3%高。スペインの石油会社 レプソルは8.2%の値上がり。両社ともに1-3月の利益が市場予想を 上回った。ギリシャ・ナショナル銀行(NBG)を中心に銀行株も上 昇。減益幅が市場予想より小さかったベルギーの銀行・保険会社KBC グループも買われた。一方、スペイン政府が公的管理下に置くと発表し たバンキアは値下がり。

ストックス欧州600指数は前日比0.6%高の251.10で終了。一時 は0.7%下げたものの反発し、3日ぶり上昇となった。3月16日に付け た年初来高値は7.8%下回っている。

バークレイズ・ウエルスの株式ストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏 (ロンドン在勤)は「決算は引き続き、相場を非常に支える材料となっ ている」と述べ、「とても難しい環境にもかかわらず、市場予想を上回 り続けている。企業の状況は依然として大変に明るく見え、利益率も非 常に高い。バリュエーションでも申し分ない」と語った。

ブルームバーグの集計データによると、ストックス欧州600指数構 成銘柄の株価収益率(PER、予想収益ベース)は10.4倍となってい る。同指数は前日、ギリシャの政局不安やスペイン懸念を手掛かりに、 約4カ月ぶり安値に下落していた。

この日の西欧市場では、スイスとアイスランドを除く16カ国で主要 株価指数が上昇した。

原題:European Stocks Climb; Deutsche Telekom, Repsol Rise on Earnings(抜粋)

◎欧州債:スペイン債が上昇、バンキア公的管理発表で-ドイツ債下落

10日の欧州債市場では、スペイン国債が4営業日ぶりに上昇。ス ペイン政府が9日に同国の銀行バンキアを公的管理下に置くと発表し公 的資金注入を準備したことから、投資家信頼感が高まった。

ドイツ国債は3日ぶりに下落。スペイン債とユーロが上昇し、域内 で最も安全とされるドイツ債の需要が後退した。ギリシャ国債は8日続 落。連立政権樹立に向けた政党間の協議が難航しており、来月にも総選 挙が再び行われる可能性が高まったことが手掛かり。イタリア国債は上 昇した。

ロイズ・バンキング・グループの債券ストラテジスト、エリック・ ワンド氏(ロンドン在勤)は「スペインがバンキアを一部国有化すると の前日遅くのニュースが相場を動かす主な材料だった」と述べ、「正し い方向への一歩で、市場は好感したと思う。過去数日間にかなり売られ たことから、市場関係者は再び投資する機会と捉えている」と続けた。

ロンドン時間午後4時35分現在、スペイン10年債利回りは前日 比10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の5.98%。 前日までの3営業日で34bp上昇していた。同国債(表面利率

5.85%、2022年1月償還)価格はこの日、0.685上げ99.015と なった。

ギリシャを除くその他の周辺国の国債も上昇した。イタリア10年 債利回りは8bp低下し5.41%、ポルトガル10年債利回りは42b p下げ11.12%となった。

ドイツ国債の10年物利回りは前日比3bp上げ1.55%。30年 物利回りは1bp上昇し2.24%。9日にはギリシャ政局の不透明感を 背景に、ドイツ国債の2年、5年、10年、30年物の各利回りが過去 最低を付けていた。

原題:Spanish Bonds Advance on Bankia Takeover; German Bunds Decline(抜粋)

◎英国債:10年債利回り、8週ぶり大幅上昇-中銀が量的緩和を停止

10日の英国債市場では10年債相場が8営業日ぶりに下落し、利 回りは約8週間ぶりの大幅上昇となった。インフレ加速のリスクをにら み、イングランド銀行(英中央銀行)が資産買い取りプログラムをいっ たん停止したことが手掛かり。

英中銀の金融政策委員会(MPC)はこの日、資産購入枠を3250 億ポンド(約41兆8600億円)で据え置いた。ブルームバーグ・ニ ュースがエコノミスト51人を対象に実施した調査では、8人が少なく とも250億ポンドの拡大を見込んでいた。9日の取引では10年債利 回りは過去最低まで低下。欧州債務危機が深刻化するとの懸念から、比 較的安全とされる英国債の需要が高まっていた。

バークレイズ・キャピタル(ロンドン)の英国債セールス責任者、 アダム・マコーマック氏は「英中銀が量的緩和拡大に踏み切らなかった ことに市場は若干失望し、それで英国債が売られた」と述べ、「市場は 量的緩和拡大の確率として20-25%を織り込んでいた。欧州情勢で利 回りが過去最低に達していたことから、英国債が反応する余地は大きか った」と続けた。

ロンドン時間午後4時1分現在、10年債利回りは前日比9ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.01%。一時は11b p上げ、3月16日以降で最大の上昇となった。同国債(表面利率4%、 2022年3月償還)価格はこの日、0.875下げ117.825。前日には

1.881%まで下げ、ブルームバーグが1989年にデータ集計を開始し て以来の最低を記録した。

キング総裁ら9人で構成するMPCはまた、政策金利であるレポ金 利を過去最低の0.5%で据え置いた。同金利は2009年3月以来、こ の水準に維持されている。

原題:Gilts Slide as Central Bank Halts Bond Purchases; Pound Advances(抜粋)

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参考画面: 記事に関する記者への問い合わせ先: ニューヨーク 千葉 茂 Shigeru Chiba +1-212-617-3007 schiba4@bloomberg.net ニューヨーク 小林 恭子 +1-212-617-5230 kkobayashi39@bloomberg.net Editor: Akiko Nishimae 記事に関するエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保 義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 okubo1@bloomberg.net

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