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追加緩和なければ米株は87年並みの暴落も-ファーバー氏

ニューズレター「グルーム・ブー ム・アンド・ドゥーム」の発行人で投資家のマーク・ファーバー氏は、 米連邦準備制度による追加緩和の支援なしに米株式相場が上昇した場 合、今年下期に「1987年並み」の暴落を記録する恐れがあると述べた。

ファーバー氏は10日、チューリヒからブルームバーグテレビに出演 し、「大規模な量的緩和第3弾(QE3)が実施されなければ、S& P500種が堅調に上げるのは困難になると考えている」と述べた。その 上で、「仮に上昇してS&P500種株価指数が1422を超える水準に達し た場合、今年下期には1987年並みの暴落が起きるかもしれない」と語っ た。

1987年10月19日、S&P500種は20%の大幅安を記録した。これを 引き金に世界的に急激な株安となった。

ファーバー氏はまた、「相場が高値を更新したとしても、それはご く一部の銘柄が押し上げるものとなり、大部分の銘柄はその前に高値を 経過しているだろう」と予想。「世界的に景気が減速しており、決算見 通しは特別明るいものではない」と続けた。

同氏は、S&P500種がさらに100-150ポイント下げればQE3が 「必ず実施される」と予想。同指数が1400に値を戻した場合には、連邦 準備制度はまず景気動向を見極めようとするだろうと述べた。

原題:Faber Sees Crash Like in 1987 If U.S. Stocks Rally Without QE3(抜粋)

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