韓国サムスン電子:有機ELテレビ、今年下期の発売目指す

アジア最大のエレクトロニクスメー カー、 韓国のサムスン電子は、今年7-12月(下期)に有機ELテレ ビの販売開始を目指している。次世代テレビ市場で主導権獲得を狙う。

同社のテレビ部門責任者、金炫奭氏は10日にソウルで開いた会見 で、有機ELテレビはまず国内で販売を開始し、その後世界に出荷する 計画を明らかにした。初代モデルの価格は比較可能なサイズの薄型テレ ビの最上級機種の倍以上になるとしている。

サムスン電子とライバルのLG電子は、顧客をつかむと同時に業界 全体の需要鈍化を克服するため新たな機能やディスプレー技術を備えた テレビの投入を競い合っている。米調査会社IHS傘下のアイサプライ によると、米国では画像が鮮明でインターネット接続が可能な上級機種 への需要を追い風に、1-4月の薄型テレビ価格は11%上昇した。

サムスン電子のテレビ製造部門の1-3月(第1四半期)営業利益 は5300億ウォン(約370億円)と、前年同期の80億ウォンから増加。ア イサプライによれば、サムスン電子は昨年10-12月(第4四半期)の米 国の液晶表示装置(LCD)テレビ市場で過去最高のシェアを獲得。総 出荷台数のうち約25%を占めた。

同社とLG電子は有機ELを使った次世代ディスプレー技術に軸足 を移しつつある。アイサプライでは、有機ELテレビの出荷台数が2012 年の3万4000台から、15年には210万台に増える可能性があると試算。 米調査会社ディスプレイサーチによると、昨年の世界のテレビ出荷は04 年以来初めて減少に転じた。

原題:Samsung Electronics to Start Selling OLED TVs in Second Half(抜粋)

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