欧州株:反発、予想上回る利益を好感-ドイツテレコム高い

10日の欧州株式相場は上昇。ストッ クス欧州600指数は一時下げたものの、ドイツテレコムやレプソル YPFなどの予想を上回る四半期利益が好感され、反発して取引を終え た。

欧州2位の電話会社ドイツテレコムは3%高。スペインの石油会社 レプソルは8.2%の値上がり。両社ともに1-3月の利益が市場予想を 上回った。ギリシャ・ナショナル銀行(NBG)を中心に銀行株も上 昇。減益幅が市場予想より小さかったベルギーの銀行・保険会社KBC グループも買われた。一方、スペイン政府が公的管理下に置くと発表し たバンキアは値下がり。

ストックス欧州600指数は前日比0.6%高の251.10で終了。一時 は0.7%下げたものの反発し、3日ぶり上昇となった。3月16日に付け た年初来高値は7.8%下回っている。

バークレイズ・ウエルスの株式ストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏 (ロンドン在勤)は「決算は引き続き、相場を非常に支える材料となっ ている」と述べ、「とても難しい環境にもかかわらず、市場予想を上回 り続けている。企業の状況は依然として大変に明るく見え、利益率も非 常に高い。バリュエーションでも申し分ない」と語った。

ブルームバーグの集計データによると、ストックス欧州600指数構 成銘柄の株価収益率(PER、予想収益ベース)は10.4倍となってい る。同指数は前日、ギリシャの政局不安やスペイン懸念を手掛かりに、 約4カ月ぶり安値に下落していた。

この日の西欧市場では、スイスとアイスランドを除く16カ国で主要 株価指数が上昇した。

原題:European Stocks Climb; Deutsche Telekom, Repsol Rise on Earnings(抜粋)

--取材協力:Alexis Xydias.

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