欧州株:約4カ月ぶり安値に続落、ギリシャ情勢で-スペイン銀安い

欧州株式相場は続落し、ほぼ4カ月 ぶり安値となった。ギリシャの政治的行き詰まりは解消されず、スペイ ンの信用リスクは高まった。

バンキアを中心にスペインの銀行株が大幅安。鉄鋼取引を手掛ける ドイツのクロックナーと、イタリアのメディア会社メディアセットは1 -3月(第1四半期)決算が嫌気され、いずれも8%以上の下げとなっ た。

一方、オランダの金融会社INGグループや、デンマークのビール メーカー、カールスバーグなどは上昇した。

ストックス欧州600指数は前日比0.3%安の249.73で引けた。終値と しては1月13日以来の安値。3月16日に付けた年初来高値から8.3%下 げており、今年に入ってからの上昇率は2.1%に縮まった。ユーロはこ の日も下げ、8日続落となった。

アクサ・フラムリントン・インベストメント・マネジメントのファ ンドマネジャー、マーク・ティンカー氏はブルームバーグテレビジョン で、「本当に懸念されているのはギリシャではなくユーロ圏について だ。分裂してしまうのかどうかが鍵だ」と述べ、「われわれは2-3日 の動向で大きな経済シナリオを描きはしないが、市場では不安を抱えた 多くのポジション調整が進行中だと思われる」と続けた。

この日の西欧市場では、18カ国中14カ国で主要株価指数が下落し た。スペインのIBEX35指数は2.8%安。終値として2003年10月以来 の安値だった。

原題:European Stocks Drop Amid Greek Impasse; Spanish Lenders Retreat(抜粋)

--取材協力:Katie Linsell、Linzie Janis.

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