元ゴールドマンのグプタ被告、盗聴記録の証拠不採用を要請

米銀ゴールドマン・サックス・グル ープの元取締役、ラジャット・グプタ被告が米ガリオン・グループの共 同創業者、ラジ・ラジャラトナム受刑囚にインサイダー情報を提供した 罪で起訴された事件で、グプタ被告は21日の公判開始に先立ち、起訴事 実と関係のない電話のやり取りの盗聴記録を証拠として採用しないよう 判事に申し立てた。

グプタ被告は7日、マンハッタンの連邦裁判所に提出した文書で、 連邦検察当局の裁判の証拠リストに含まれるラジャラトナム受刑囚の26 件の電話のやり取りについて、今回の起訴と関係のない共謀や株式に関 するものだと主張。ラジャラトナム受刑囚が有罪となったインサイダー 取引事件に言及し、「連邦検察当局はほかの会社や共謀疑惑に関する証 拠を使うことで、今回の状況証拠の弱さを補うためにラジャラトナム受 刑囚の裁判の再現を狙っているようだ」と訴えた。

グプタ被告は裁判所に提出した別の文書で、2008年7月29日のラジ ャラトナム受刑囚との電話の録音についても、インサイダー取引の直接 の証拠を含むものではなく、先入観を与えて陪審を混乱させる恐れがあ るとして、証拠として取り上げないよう申し立てた。

マンハッタンの連邦地検のプリート・バラーラ検事正付き広報官エ レン・デービス氏は、グプタ被告の申し立てについてコメントを控えて いる。

原題:Gupta Seeks to Exclude Rajaratnam Wiretaps From Insider Trial(抜粋)

--取材協力:Patricia Hurtado.

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