中国:香港からの金輸入、1-3月に急増

中国本土の香港からの金輸入が1- 3月(第1四半期)に6倍以上に急増した。中国の金消費量が年間ベー スでインドを抜き世界首位となる可能性が高まった。

香港特別行政区政府の政府統計処のデータによると、1-3月の中 国の香港からの金輸入は13万5529キログラムと、前年同期の1万9729キ ロから急増した。7日に発表されたデータによれば、3月の輸入は前月 比で59%増加した。

中国では所得の増加と不動産投機の抑制を背景に金の購入が増え、 需要が拡大している。産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル (WGC)は、中国が今年、年間ベースで世界最大の金消費国になると の見通しを示している。昨年のインドの金需要は宝飾品向けと投資も含 め全体で933.4トン、中国は769.8トンだった。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の商品担当シニ アストラテジスト、ニック・トレベサン氏は「これらの統計に基づけば 中国の需要は今年も堅調だろう」と予想。「価格に関連する部分が大き いが、実質金利がマイナスであるため需要は引き続き堅調さを維持する はずだ」と述べた。

金相場は昨年9月に過去最高値の1オンス当たり1921.15ドルに達 した。欧州の債務危機に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加 緩和策を取るとの見方が後退しドル相場が上昇したことから、金相場は これ以降、約15%下落している。

原題:China’s Gold Imports Advance as Country May Become Biggest User(抜粋)

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