中国株(終了):下落-建機・住宅地販売不振で景気減速懸念

中国株式相場は下落。国内最大の重 機メーカー、三一重工が今年の販売見通しを引き下げる可能性があると 明らかにしたほか、住宅地の販売が急減し、景気減速が悪化するとの懸 念が強まった。

三一重工(600031 CH)を中心に建設機器銘柄が売られた。同社は 掘削機の市況が弱く、販売見通しの引き下げにつながる恐れがあると説 明。中連重科(000157 CH)や広西柳工機械(000528 CH)も下げた。銅 生産で中国最大手の江西銅業(358 HK)は3週間ぶり大幅安。同社の成 長が大幅に減速するとの見方をフィリップ・セキュリティーズ(香港) が示した。

中国の送配電機器メーカー、中国西電電気(601179 CH)は9.9% 高。米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)による出資発表が買 い材料となった。

中原証券の李俊ストラテジスト(上海在勤)は 「経済ファンダメ ンタルズ(基礎的諸条件)のリスクは無視できず、回復への道のりは厳 しい」と指摘、「不動産市場は引き続き、景気の大きな足かせになるだ ろう」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比3.06ポイント(0.1%)安の2448.88で終 了。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は同0.3%安 の2709.12。

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