EU:成長重視策を提案-23日の首脳会議も設定

欧州連合(EU)の行政執行機関、 欧州委員会は8日、成長重視の政策を呼び掛けた。フランスで社会党の オランド氏が大統領に選ばれ、ギリシャでも緊縮反対派が躍進するな ど、歳出削減への欧州の足並みは乱れつつある。

欧州委は欧州投資銀行(EIB)の100億ユーロ(約1兆400億円) の資本増強や、運輸・建設プロジェクト向け債券へのEUの保証などの 案を再提示した。

6日のフランスとギリシャの選挙を受けて、緊縮一辺倒だった危機 対策について風向きが変わった。

EUのファンロンパイ大統領は成長重視政策への弾みを捉えるた め、23日にEUの臨時首脳会議を設定した。予定されている次回のサミ ットには1カ月以上ある。

欧州委は財政赤字規則の「柔軟な」運用の約束が、スペインやイタ リア、フランスの赤字削減に時間的猶予を与えることを意味するかどう かを明らかにするのは時期尚早だとしている。

欧州委のバローゾ委員長は6月28日のサミットでEIBの増資が合 意されることを期待していると述べた。欧州委はまた、「プロジェクト 債」の計画への政府の支持も呼び掛けた。

原題:EU Uses Hollande’s Win, Greek Tumult to Tout Pro-Growth Course(抜粋)

--取材協力:Rebecca Christie.

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