アジア株:6カ月ぶり大幅安-社会党候補の仏大統領選勝利で

7日のアジア株式相場は下落。この ままいけば指標のMSCIアジア太平洋指数は約6カ月ぶりの大幅安と なる。フランス大統領選ではオランド氏が勝利し17年ぶりに社会党大統 領が誕生することで、欧州債務危機が悪化するとの懸念が高まった。

4月の米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことか ら、売上高で世界最大の携帯電話機メーカー、韓国のサムスン電子 は1.3%安。ユーロ下落を受けて、円換算での欧州の売り上げが落ち込 むとの懸念から、ソニーなど日本の輸出関連株も売られた。原油・銅先 物相場の下落を受け、世界最大の鉱山会社、英・オーストラリア系の BHPビリトンは4.1%値下がりした。

ベアリング・アセット・マネジメント(アジア)で域内のマルチア セット戦略責任者を務めるキエム・ドゥ氏は、ブルームバーグテレビジ ョンに対し、「欧州の状況は厳しい」と指摘。緊縮財政に耐えられる国 はほとんどないと語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時10分現在、前週末 比2.5%安の121.04。このままいけば昨年11月10日以来の大幅な下げと なる。日経平均株価の終値は261円11銭(2.8%)安の9119円14銭。

原題:Asian Stocks Fall Most in Six Months as France Elects Socialist(抜粋)

--取材協力:Adam Haigh、河野敏.

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