NY金先物:4日続落、ECBが追加緩和を実施せず

ニューヨーク金先物相場は4日続 落。3週間ぶりの大幅な下げとなった。欧州中央銀行(ECB)がこの 日の政策決定会合で追加金融緩和に踏み切らなかったため、インフレ加 速懸念が緩和し、売りが優勢になった。

商品24銘柄で構成するS&P・GSCIスポット指数は1.4%下落 した。ドラギECB総裁はユーロ圏の景気見通しには下振れリスクがあ り、インフレ圧力は限定的な状況が続くとの見方を示した。ECBは政 策金利を1%で据え置いた。

ETFセキュリティーズ(ニューヨーク)の米国営業・マーケティ ング責任者、ウィリアム・リンド氏は電話インタビューで、「市場は景 気減速に歯止めをかけるための金融緩和に関して何らかの示唆を待って いる。市場に流動性が溢れるようになれば、インフレヘッジの買いが金 に入るだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6 月限は前日比1.2%安の1オンス=1634.80ドルで終了。4月13日以来の 大幅安となった。

原題:Gold, Silver Slump in N.Y. as ECB Refrains From Further Stimulus(抜粋)

--取材協力:Nicholas Larkin.

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