ギリシャ債を「CCC」に格上げ、デフォルト水準から-S&P

格付け会社スタンダード・アンド・ プアーズ(S&P)は2日、ギリシャのソブリン債務格付けをデフォル ト(債務不履行)のカテゴリーから引き上げた。史上最大規模のソブリ ン債務再編の完了に対応した。

S&Pはギリシャの長期ソブリン債務格付けを「CCC」と、選択 的デフォルトを意味する「SD」から引き上げた。見通しはステーブ ル。

S&Pは発表文で、「交換は短期的な資金調達圧力を緩和したとみ られるものの、ギリシャのソブリン債務負担は依然、大きい」と指摘。 「現時点で特定されていない追加の債務削減措置が取られ、ギリシャの 財政再建戦略への大衆の不満はさらに高まる公算が大きい」との見方を 示した。

ギリシャは4月25日、2060億ユーロ(約21兆7500億円)規模の債務 交換の3回目の決済を完了した。民間の債券保有者は額面で約1000億ユ ーロの減免に応じた。S&Pはギリシャが債務交換を強制するため集団 行動条項を同国債に付加した後の2月27日、ギリシャの発行体格付けを 「SD」と、「CC」から引き下げていた。

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