JT株が反発、国内たばこ値上げ検討や成長目標の公表受け

JT株が反発。同社の小泉光臣副社 長が国内たばこの値上げの検討や平均4%以上と成長目標を明らかに したとの一部報道で買いが先行している。

株価は一時、前日比2万500円(4.7%)高の45万6500円まで上 昇、2月8日の5.3%以来の上昇率を記録した。午前終値は、同1万 500円(2.4%)高の44万6500円。売買額は約60億円と東証1部で6 位。

ジャパンインベストの大和樹彦副調査部長は、株価の上昇につい て「値上げも視野に入れて国内年平均4パーセント以上の成長と数字 が明示されたことで安心感がある」ことが理由と分析。「今後は能動的 に数量よりも値上げで利益をあげて行く」と市場に受け止められたの だろう、としている。

日本経済新聞は2日付朝刊で、次期社長の小泉副社長が、国内で 年平均4%以上の収益成長を目指し、国内でのたばこの値上げも検討 する考えを示した、と報じた。

同社は4月下旬に発表した中期経営計画で、2014年3月期までに 連結配当性向40%を実現し、その後、中期的に50%を目指す方針とし ていた。JT広報担当の山本英幸氏は2日、ブルームバーグ・ニュー スの取材に対し、配当性向について「遅くとも16年度には50%にする」 予定と述べた。また、「一般的な戦略として、国内外での値上げは常日 ごろ検討している」とし、値上げはその都度、適切に判断していくと した。

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