米財務副長官:金融規制改革法の縮小の試みは失敗へ

ウォリン米財務副長官は、2008年の 信用危機に対応して成立した米金融規制改革法に反対する議員やロビイ ストが規制の一部縮小を試みているものの失敗に終わるとの見方を示し た。

ウォリン副長官は1日にブルームバーグ・リンク・ワシントン・サ ミットでのパネル討論会に出席し、「議会では縮小などを目指した取り 組みがあるが、成功する可能性が高いとは思えない」と語った。

連邦準備制度理事会(FRB)や証券取引委員会(SEC)など米 監督当局は2010年にオバマ大統領の署名で成立した金融規制改革法の実 施に向けた作業に2年近く取り組んでいる。当局は銀行の自己勘定取引 を禁止する「ボルカールール」などを含め多数の措置をまだ策定し終え ていない。

議会共和党は下院での過半数奪回後に、同法の一部を覆すための取 り組みを強化しており、ウォリン副長官らオバマ政権当局者は守勢に立 たされている。下院金融委員会は先月、システム上重要な企業の破綻が 経済を幅広く危険にさらす恐れがある場合は同法に基づき清算する権限 を連邦預金保険公社(FDIC)に与えた部分について、撤回すること を決めた。

原題:Treasury’s Wolin Says Push to Roll Back Dodd-Frank Will Fail (1)(抜粋)

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