NY金先物:続落、製造業景況の改善で逃避買いが下火に

ニューヨーク金先物相場は続落。米 製造業の景況感改善を示す経済統計で景気先行き観が明るくなり、逃避 先としての金の魅力が薄れた。

米供給管理協会(ISM)が発表した4月の製造業総合景況指数 は54.8と、前月の53.4から上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノ ミスト予想の中央値は53だった。統計を受けて株式市場ではS&P500 種株価指数が一時1.2%高まで買い進まれた。金は今年に入り6.1%値上 がり。欧州の債務危機悪化で世界経済の成長が脅かされるとの見方が背 景にある。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズの市場ストラテジスト、 アダム・クロフェンシュタイン氏(シカゴ在勤)は「ISMの数字は株 買い再開を急ぐ良い口実になった」と指摘。「金よりも株式に投資家が 傾いている」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6 月限は前日比0.1%安の1オンス=1662.40ドルで終了。一時は4月13日 以来の高値となる1672.30ドルを付ける場面もあった。

原題:Gold Declines as Manufacturing Gain Erodes Haven Appeal of Metal(抜粋)

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