アジア株:下落-日本企業の業績見通し、海外指標の悪化で

1日のアジア株式市場で指標の MSCIアジア太平洋指数は下落。日本企業の業績見通しが予想を下回 ったことに加えて、米シカゴ地区の製造業景況指数の低下やスペインの リセッション(景気後退)入りで輸出企業の見通しに陰りが生じた。

東京エレクトロンが売られ、MSCIアジア太平洋指数の構成銘柄 で下落寄与度が最も大きい。発表した利益見通しがアナリスト予想を下 回ったことが嫌気された。売り上げの半分を米州に依存するサーフウエ アメーカーの豪ビラボン・インターナショナルは、シドニー市場 で2.5%安。ヤマダ電機も下落。2012年3月期の連結営業利益見通しが 予想に届かなかった。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時5分現在、前日 比0.2%安の125.04。この日取引が行われている主要市場は日本と豪州 のみ。香港と中国、インド、韓国の各市場は休場。

ラッセル・インベストメント・グループのアジア太平洋地域担当チ ーフ投資ストラテジスト、アンドルー・ピース氏は「期待が高まる一方 で、各種指標がそれを裏付けることができなければ、われわれは再び悲 観的になり始める」と指摘。「1-3月期の株式相場の大幅上昇後、わ れわれはより中立的なポジションに戻った。バリュエーション(株価評 価)の支えは以前ほど強くない」と述べた。

原題:Asia Stocks Fall on Lower Japanese Earnings, Outlook for Exports(抜粋)

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