台湾経済:1~3月は09年以来の低成長-利上げ余地圧迫

台湾経済の成長ペースが1-3月 (第1四半期)に2009年以来の低水準となった。燃料値上がりや電力料 金引き上げでインフレ懸念が高まっているが、利上げ余地が圧迫され た。

行政院主計処(統計局などに相当)が30日発表した1-3月(第1 四半期)の域内総生産(GDP)速報値は前年同期比0.36%増。09年7 -9月(第3四半期)の1.41%減以来の低成長だ。ブルームバーグ・ニ ュースがエコノミスト9人を対象にまとめた調査の中央値では、0.91% 増と見込まれていた。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の香港在勤エコ ノミスト、レイモンド・イェユン氏は統計発表前に、「電力・燃料の価 格上昇でインフレが大きなリスクになる」と指摘した。台湾の中央銀行 は予防的な行動を取るべきだが、政策金利を9月に12.5ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)引き上げる前に6月の四半期政策決定会合 では金利を据え置くのではないかと述べていた。

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