中国LDKソーラー:5554人を削減-業界淘汰進む

太陽電池用ウエハー製造で世界2 位、中国のLDKソーラーは今年に入って5554人を削減した。価格下落 に伴い利ざやが過去最低水準に低下したことが要因。再生可能エネルギ ー業界では淘汰(とうた)が進んでおり、太陽光発電関連企業少なくと も8社が破綻、数千人が解雇されている。

LDKの佟興雪・最高執行責任者(COO)は30日の電話会議で、 同社が2011年末以降、人員を約22%削減し1万9195人としたことを明ら かにした。同社の利ざやは株式公開している同業他社と比較して最低に 落ち込んでいる。LDKはポリシリコンやウエハー、太陽光パネルを製 造し、昨年7月時点で2万8000人以上の従業員を擁していた。太陽光発 電関連機器市場の「競争激化」に対応し、これ以降、従業員の約3分の 1を削減している。

サプライチェーン全般にわたって供給過剰となり、あらゆる部品の 価格が下落したことを受け、ファースト・ソーラーなど米国や中国の太 陽光発電関連機器メーカーは苦境に立っている。ブルームバーグ・ニュ ー・エナジー・ファイナンスのデータによると、ポリシリコンのスポッ ト価格は昨年9月以降に約30%、ウエハー価格は35%、シリコン製太陽 光パネル価格は25%、それぞれ下落している。

LDKの彭小峰・最高経営責任者(CEO)は決算報告書で「太陽 光発電関連業界は第4四半期(11年10-12月)にバリューチェーン(価 値連鎖)全般を通じて著しい需給の不均衡を経験した」と指摘。「12年 には生産能力の過剰に加え欧米での政策の不透明感が増すと予想される ため、業界内では厳しい競争が続くとみている」と述べた。

原題:LDK Solar Cuts 5,554 Workers Amid Renewable-Energy Shakeout (2)(抜粋)

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