スペインは救済要請するよう圧力を受けてはいない-経済相

スペインのデギンドス経済・競争力 相は、欧州当局者が同国に救済要請するよう求めてはいないと述べ、同 国の銀行は欧州中央銀行(ECB)による新たな3年物資金供給がなく ても対応できるとの認識を明らかにした。

デギンドス経済相は26日遅くにマドリードでインタビューに応じ、 欧州の救済メカニズムに頼るよう「スペインに公式、非公式を問わずに 要請した人はいない」と述べ、「スペインには不要だ」と言明した。

スペイン国債利回りは今月、銀行の損失による政府への打撃が懸念 され、昨年11月以来の6%台に乗せた。これをきっかけに同国が国際支 援を求める必要に迫られるとの憶測が広がり、閣僚1人はECBに同国 債購入を呼び掛けた。

デギンドス経済相は「これは各種の問題や市場の不安定さに対する 真の解決策にはならない」と述べ、「ECBが期間3年の長期リファイ ナンシングオペ(公開市場操作、LTRO)を過去3-4カ月の間に2 回実施しているだけに、追加の流動性注入が必要だとは思わない」と語 った。

同相の発言から数時間後に米格付け会社スタンダード・アンド・プ アーズ(S&P)は、スペイン政府が金融機関の追加支援を余儀なくさ れるとの懸念を理由に、同国の長期格付けを2段階引き下げてジャンク 級(投機的水準)を3段階上回る「BBB+」とした。

原題:Spain Not Under Pressure to Seek Bank Bailout, De Guindos Says(抜粋)

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