バークレイズ:1-3月は予想以上の利益、投資銀急回復

資産規模で英2位の銀行バークレイ ズの2012年1-3月(第1四半期)決算は、調整後の税引き前利益がア ナリスト予想を上回った。投資銀行部門の収入が前四半期から急回復し た。

26日の同行発表によると、自社債務の評価に関連した会計上の費用 を除いたベースの税引き前利益は24億5000万ポンド(約3220億円)と、 前年同期の20億ポンドから22%増えた。ブルームバーグ・ニュースがま とめたアナリスト8人の予想(19億6000万ポンド)も上回った。

投資銀行部門の収入は昨年10-12月(第4四半期)に比べ91%増え た。債券・通貨・商品トレーディングの収入が伸びた。不良債権処理費 用は7億7800万ポンドに減少した。

ロバート・ダイアモンド最高経営責任者(CEO)は電話会議で記 者団に「強い第1四半期ではなかった」とし、昨年「第3、4四半期と の比較においてのみ、強いと言える。また、多くの人が4月は1-3月 に比べて弱かったと感じていると思う」と語った。

ローン返済保険を不適切に販売した問題で、第1四半期に3億ポン ドを引き当てた。昨年は10億ポンドを費用計上した。第1四半期は自社 債務の評価上昇による会計上の費用26億2000万ポンドも計上した。これ ら費用を含めた第1四半期税引き前損益は4億7500万ポンドの赤字。

投資銀行部門の収入は前年同期比で3%増え34億6000万ポンド。債 券・通貨・商品トレーディングからの収入は9%増えた。前期比で は147%の増加だった。

投資銀部門の税引き前利益は12億7000万ポンドと前年同期の13 億3000万ポンドから減少。経費増大などが響いた。

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