IMF:スペインは銀行支援でさらに公的資金提供が必要にも

国際通貨基金(IMF)は、スペイ ンが国内銀の支援にさらなる公的資金を用いることが必要になる可能性 があるとの見解を示した。同国では、銀行が不良資産を特別目的会社に 移管する案が提起されている。

IMFは25日のリポートで、同国の大手銀行の「資本は十分なよう だ」としながらも、調整への対処能力は「システム内で大きなばらつき がある」と分析した。IMFはスペインに調査団を派遣した。

同リポートは、金融の再編コストが業界に過大な負担とならないよ う「公的資金への依存度を高めることが必要になりそうだ」と指摘し た。

スペインは2月に法改正を実施し、銀行に不動産資産の評価を厳格 化し評価損を計上するよう義務付けた。スペイン経済・競争力省の当局 者は23日、政府が金融改革の新たな段階で、銀行に対し不良資産を銀行 が共同で保有する会社に移管してバランスシートから除外するよう促す 可能性があると語った。

IMFはリポートで、スペインは「金融セクター改革を一段と推し 進める」必要があり、不良資産への対処を優先課題にすべきだと指摘し た。銀行から不良資産を切り離し、別の資産管理会社に移すことも選択 肢の一つだとした。

スペイン銀行 (中央銀行)の銀行監督責任者、ホセ・マリア・ロ ルダン氏は先週、損失を計上した後で銀行が不良資産を切り離すことを 認める案を提起した。

原題:IMF Says Spain May Need to Use More Public Funds for Banks (1)(抜粋)

--取材協力:Angeline Benoit、Sharon Smyth.

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