ブラジル:金利先物利回りが低下-預金口座の規則めぐる観測で

24日のブラジル市場で、金利先物の 利回りが低下した。資金調達コストの一段の引き下げを容易にするた め、ブラジル政府が預金口座の規則変更を計画しているとの観測が背景 にある。

金利先物の利回りは先週、ブラジル中央銀行がインフレと世界経済 の鈍化を踏まえると政策金利をさらに引き下げる余地があると示唆した ことから低下。新興市場の高利回り資産に対する需要の回復が見ら れ、24日の外国為替市場で通貨レアルは上昇した。

エスピリト・サント・インベストメント・バンク(サンパウロ)の シニアエコノミスト、フラビオ・セラノ氏は電話インタビューで、「預 金口座の規則変更は追加利下げの余地を生むだろう」と指摘した。

2014年1月限の金利先物の利回りは9ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)低下の8.86%。23日は6bp上昇した。20日には過去最 低の8.82%を付けている。通貨レアルは0.1%高の1ドル=1.8790レア ル。

ブラジル中銀は18日の金融政策委員会の会合で、政策金利を0.75ポ イント引き下げ、9%とすることを決めた。中銀は同時に発表した声明 で、インフレのリスクが「引き続き限定的」であることを前提に、「金 融情勢の調整過程が続く」と説明した。

ブラジルは法律で預金口座に最低限のリターンを義務付けており、 中銀がさらに利下げを行えば投資家は国債から銀行預金に資金を移すと の懸念につながっている。

原題:Brazil Rate Futures Drop on Speculation About New Savings Rules(抜粋)

--取材協力:Katerina Petroff、Gabrielle Coppola.

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