スマホ市場のアップル優位で通信会社はマイクロソフトに接近

米通信事業者大手のAT&Tとベラ イゾン・ワイヤレスはスマートフォン(多機能携帯電話市場)用ソフト ウエア市場でアップルとグーグルの支配が強過ぎるとの懸念を抱いてお り、マイクロソフトとノキアに接近している。

AT&Tとベライゾンは今月の四半期決算発表時に、マイクロソフ トの携帯電話向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・フォン」を称 賛。AT&Tはウィンドウズ・フォンを搭載したノキアの「ルミ ア900」を今月8日に99.99ドル(約8100円)で発売した。ベライゾンも 近くノキアの新機種を販売ラインアップに加える準備を進めている。 AT&Tはルミアの売り上げの数字の公表は控えている。

両通信会社はルミアや今後発売されるウィンドウズ・フォンの新機 種がアップルの「iPhone(アイフォーン)」やグーグルのOS 「アンドロイド」を搭載した端末に取って代わる商品に成長することを 期待している。両社はiPhoneやアンドロイド携帯を多数販売して いるものの、iPhoneでは特に販売増によって補助金負担が増える ことになり、収益性がさらに低下する恐れがある。

AT&Tのジョン・スティーブンス最高財務責任者(CFO)は24 日のインタビューで、「われわれはルミアの成功を望んでいる。携帯電 話市場の競争は好ましい」と述べ、「顧客がより多くの選択肢を得られ るのは常により良いことだ」と指摘した。

今のところAT&Tのスマートフォン顧客の大部分はiPhone を選択している。1-3月(第1四半期)のAT&Tのスマートフォン 販売に占めるiPhoneの割合は78%。ベライゾンでは51%だった。

原題:Apple’s Dominance Has Carriers Cheering for Nokia Windows Phone(抜粋)

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