シカゴ生牛先物:米国での狂牛病確認受けて急落

米シカゴ市場の生牛先物相場は、米 国内で牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)が確認されたとの報道を受け、 この11カ月で最大の下落。素牛(フィーダーキャトル)先物は値幅制限 いっぱいの下げとなった。飼料に用いられるトウモロコシも下落した。

米農務省(USDA)の主任獣医師ジョン・クリフォード氏は24 日、ワシントンで記者団に対し、米カリフォルニア州中部の乳牛に BSEが確認されたことを明らかにした。食肉の流通網には入っていな いという。米国で狂牛病感染が確認されたのは今回で4例目。

プライム・アグリカルチュラル・コンサルタンツの市場アナリス ト、チャド・ヘンダーソン氏は電話インタビューで、「これは全て恐怖 によるものだ」とした上で、「これが牛肉需要に大きく影響するかどう かは分からない。問題はこうした認識が現在の市場に広がっていること だ」と指摘した。

シカゴ商業取引所(CME)の生牛先物相場6月限は、シカゴ時間 午後1時(日本時間25日午前3時)現在、値幅制限いっぱいの前日比3 セント(2.6%)安の1ポンド当たり1.11575ドル。これは昨年7月1日 以来の低水準で、中心限月としては昨年5月23日以来の大幅な低下率。 素牛先物8月限も値幅制限いっぱいの前日比3セント(1.9%)安の1 ポンド当たり1.51225ドル。昨年9月22日以来の大幅な下げ率となって いる。

原題:Cattle Tumble Most in 11 Months as Mad-Cow Disease Found in U.S.(抜粋)

--取材協力:Jeff Wilson.

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