ブラジル株:ボベスパは反発-予想上回る米住宅統計を好感

24日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が4営業日ぶりに反発。ブラジルにとって第2位の貿易 相手国である米国の新築住宅販売件数が予想を上回ったことから、世界 経済の成長に対する楽観的な見方があらためて広がった。

世界最大のパルプメーカー、フィブリア・セルロージは6.7%上昇 し、8カ月ぶりの大幅高。同社は取引時間終了後に公募増資の結果を発 表する。時価総額で国内2位の航空会社、ゴル・リニャス・アエリア ス・インテリジェンテスは4%値上がり。米デルタ航空が同社への出資 比率の引き上げを計画していると、ブラジル紙フォリャ・ジ・サンパウ ロが報じたことが手掛かりとなった。一方、牛肉生産で世界最大手の JBSは0.3%安。同社の生産の3分の1以上を占める米国で乳牛に牛 海綿状脳症(BSE、狂牛病)が確認されたことが響いた。

ボベスパ指数は前日比0.7%高の61971.14で終了。指数構成銘柄の うち上昇が44銘柄、下落は22銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5 時27分(日本時間25日午前5時27分)現在、ほぼ変わらずの1ドル =1.8815レアル。

ティトゥロ・コレトラ・デ・バロレスのパートナー、マルシオ・カ ルドソ氏は電話取材に対し、「米国を中心に国外から明るいニュースが いくつか入ってきた」と指摘。「企業の長期見通しに基づく取引は見ら れない。市場は短期的な見方に立っているようで、プラス材料に上昇す るが、すぐに下落する可能性がある」と述べた。

原題:Bovespa Snaps Three-Day Drop as U.S. Data Spurs Global Optimism(抜粋)

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