カリフォルニア州乳牛で狂牛病確認、流通網に入らず-米農務省

米カリフォルニア州中部で乳牛に牛 海綿状脳症(BSE、狂牛病)が確認された。米農務省(USDA)の 主任獣医師ジョン・クリフォード氏が24日、ワシントンで記者団に説明 した。米国の牛で狂牛病が発見されたのは6年ぶり。

クリフォード氏によると、感染牛は通常の狂牛病検査を行うレンダ リング施設で発見された。食肉の流通網には入っておらず、死骸は破棄 されるという。

米国で狂牛病感染が確認されたのは今回で4例目。2003年12月にカ ナダ生まれの牛に感染が見つかったのが最初で、直近では06年3月に確 認されていた。

クリフォード氏は声明で、「農務省は引き続き米国の牛の健康状態 と牛肉・乳製品の安全性に関して自信を持っている」と述べ、感染牛の 年齢と正確な出生地は調査中だと説明した。同省は感染が確認された場 所を特定しなかった。

政府統計によると、03年に米国で初の感染が発見されてから1年で 同国の牛肉出荷は82%減少し4億6030万ポンド(約2億880キログラ ム)に落ち込んだ。数十カ国が輸入制限をしたためで、日本や中国など の国は現在も米国産牛肉輸入の一部規制を継続している。

原題:Mad Cow Case Confirmed in Central California, USDA Says (1)(抜粋)